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米首都ワシントンの連邦高裁は1日、心と体の性が異なるトランスジェンダーの兵士を軍から排除するトランプ政権の方針は違憲の可能性が高いとの判断を示した。複数の米メディアが報じた。多様性・公平性・包括性(DEI)重視の政策の見直しを進める米政権には逆風となる。
昨年3月にワシントンの連邦地裁が違憲の恐れがあるとして政権の方針を差し止め、政権が上訴していた。連邦高裁の判断は、訴訟で原告となっている現役の兵士のみに適用され、新たに入隊しようとしている原告らは対象外。ヘグセス国防長官は、連邦最高裁に上訴する意向をX(旧ツイッター)で表明した。
トランプ大統領は昨年1月、米軍から「過激なジェンダー主義」を排除するとした大統領令に署名。国防総省がトランスジェンダーの兵士らに自主的な離職を求め、応じなければ「強制措置を取る」と通告していた。
一方、連邦最高裁は昨年5月、トランスジェンダーの兵士らが起こした別の訴訟で、政権側の方針を当面容認する決定を出した。
(共同)